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無添加ソーセージは体に悪い?本当のところを徹底解説

2025年4月4日

iru -イル-

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「無添加」と聞くと、なんとなく体に良さそうなイメージを持つ人が多いですよね。でも一方で、「無添加ソーセージは体に悪いって聞いたけど本当?」と疑問に思う声も増えています。この記事では、無添加ソーセージが本当に体に悪いのかどうか、添加物との違いや選び方のポイントなどをわかりやすく解説していきます。

無添加ソーセージとは?一般的なソーセージとの違い

まず、「無添加ソーセージ」とは何でしょうか?

添加物入りソーセージの特徴

市販の多くのソーセージには、以下のような添加物が含まれています。

  • 発色剤(亜硝酸ナトリウム):見た目を鮮やかに保つ
  • 保存料:賞味期限を長くする
  • 結着剤:肉同士をしっかり固める
  • うま味調味料:味にインパクトを与える

これらの添加物は法律で使用量が定められており、健康に影響が出る量ではないとされていますが、気になる人も多いですよね。

無添加ソーセージの定義

無添加ソーセージとは、化学的な添加物を使用していない、あるいは最低限に抑えているソーセージのことを指します。使われる素材は以下のようなものが中心です。

  • 国産の豚肉や牛肉
  • 天然の塩や香辛料
  • 自然由来の保存手段(燻製、低温殺菌など)

つまり、「無添加ソーセージ」は素材の味を活かしたシンプルな製品と言えます。

無添加ソーセージは体に悪いって本当?

では本題です。無添加ソーセージは体に悪いのでしょうか?実はこの疑問、誤解や情報不足によって生まれている部分が大きいです。

なぜ「体に悪い」と言われるのか?

理由として、以下のような背景があります。

  • 保存期間が短いため、菌のリスクがあると誤解される
  • 発色が悪く見える=鮮度が低いと勘違いされる
  • 自然由来の原料=品質が安定しないという印象

たとえば、無添加ソーセージは見た目がややくすんでいることがありますが、これは発色剤を使っていないからで、鮮度とは関係ありません。また、保存料が少ないため日持ちは短いですが、正しく保存すれば問題はありません。

実際のところ、安全性は高い

多くの無添加ソーセージは、厳選された原料を使い、小ロットで丁寧に作られています。そのため、添加物による影響を心配する必要がなく、むしろ体に優しい選択肢とも言えるでしょう。

もちろん、どんな食品でも食べ過ぎればよくありませんが、常識的な量を守る限り、無添加ソーセージが体に悪いという証拠はありません。

体に優しい無添加ソーセージを選ぶポイント

それでも、「本当に安全な無添加ソーセージを選びたい」という人のために、選び方のポイントをご紹介します。

1. 原材料表示をチェックしよう

まず確認したいのは原材料の表示です。添加物が使われていないかは、ここに明確に記載されています。避けたい成分の一例はこちら:

  • 亜硝酸ナトリウム
  • ソルビン酸
  • グルタミン酸ナトリウム(うま味調味料)

「豚肉、食塩、香辛料」など、シンプルな材料が並んでいるものが理想的です。

2. 地元の精肉店や自然食品店を活用

スーパーの商品には限りがありますが、地域の精肉店や無添加専門店には、こだわりのソーセージが揃っています。オンラインショップでも「無添加 ソーセージ」で検索すれば良質な商品が見つかります。

3. 賞味期限と保存方法に注意

無添加ゆえに賞味期限は短めです。冷蔵・冷凍保存をしっかり行い、早めに食べ切るのがポイントです。

実際に無添加ソーセージを食べてみた感想

筆者自身も、健康志向をきっかけに無添加ソーセージをいくつか試してみました。特に印象に残っているのが、長野県の手作り工房で作られた一本

最初は色が鮮やかではないので不安でしたが、ひと口食べるとびっくり。豚肉の旨味がダイレクトに感じられ、ジューシーかつやさしい味わい。安心して食べられるので、リピート買いしています。

無添加ソーセージ=物足りないというイメージは完全に覆されました。

無添加=完全無害ではない?知っておきたい注意点

ここまで無添加ソーセージの魅力をお伝えしてきましたが、「無添加だから完全に安全」と思い込むのも危険です。

食物アレルギーには注意

無添加製品でも、使用される香辛料や肉の種類によってはアレルギー反応が出る場合があります。原材料は必ず確認しましょう。

加工肉であることに変わりはない

無添加であっても、ソーセージは加工食品のひとつ。栄養バランスを考えた食事の中で取り入れることが大切です。毎日ソーセージばかりでは、塩分や脂質の摂りすぎになりかねません。

ちなみに無添加ベーコンについても書いていますので、こちらもぜひ。

結論:無添加ソーセージは体に悪いとは限らない!

「無添加ソーセージ 体に悪い」という声があるのは事実ですが、実際には体に悪い根拠はなく、むしろ安心して食べられる食品であることがわかりました。

ただし、「無添加だから」と過信せず、原材料や保存方法に注意しながら適量を楽しむことが大切です。

健康志向の方や、お子さまに安心な食品を選びたい方には、無添加ソーセージはとてもおすすめです。ぜひ一度、自分の目で選び、味わってみてください。

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