発酵食品ブームの中でも注目を集めているのが「醤油麹」。
旨味とコクが強く、肉・魚・野菜などあらゆる食材と相性が良いため、「いつもの料理に深みが出る」と評判です。
でも、いざ買おうと思うと市販品の種類が多すぎて、
どれを選べばいいの?
と、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、無添加・スーパーで買えるものを中心に、味・使いやすさ・コスパで選んだおすすめの醤油麹をランキング形式で紹介します。
1. 醤油麹を選ぶときの3ポイント
1.1 原材料に注目する
醤油麹の味や風味は、使われている素材で大きく変わります。
とくに無添加や国産原料にこだわった商品は、発酵の旨味が豊かで料理に使いやすいのが特長です。
「米麹・大豆・食塩」など、シンプルな原材料の商品がおすすめです。
1.2 容器タイプで選ぶ
使い勝手の良さも継続使用には大事なポイント。
少量ずつ使いたい方にはチューブタイプ、しっかり量を使いたい方には瓶入りタイプがおすすめです。
冷蔵庫での収納やスプーンの使いやすさも意識しましょう。
1.3 味のバランスを確認する
醤油麹には「甘口」や「しょっぱめ」など、味に差があります。
初心者にはバランスの良い中間タイプが扱いやすく、納豆や卵かけご飯にも応用しやすいです。
2. 市販で買えるおすすめ醤油麹ランキング5選
ここからは、編集部が口コミや成分を徹底比較して選んだおすすめ醤油麹ランキング5選をご紹介します。
スーパーや通販で手に入りやすいもの、無添加で安心して使えるものを中心に選びました。
| 商品名 | 特徴 | 容器タイプ | 無添加 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| マルコメ プラス糀 生しょうゆ糀 | チューブで使いやすい、スーパーでも入手可 | チューブ | △(添加物少なめ) | 国産米麹100%、※酒精使用 |
| ヤマト醤油味噌 玄米麹仕込み 醤油こうじ | 老舗の本格派、コクと香りが濃厚 | 瓶 | ○(無添加) | 国産玄米麹+丸大豆醤油、※酒精使用 |
| トモエ 醤油こうじ | コスパ良好で家庭料理向き | パウチ | △(添加物少なめ) | 北海道産原料中心、※酒精使用 |
| 麹屋もとみや 醤油こうじ | 岩手の麹専門店が手作り、優しい味わい | パウチ | ○(無添加) | 伝統製法、米麹の甘さ活きる |
| ヤマト醤油味噌 いしる入り 醤油麹 | 魚醤入りで旨味が強い個性派 | 瓶 | ○(無添加) | 炒め物や魚料理に最適、※酒精使用 |
※酒精使用:酒精(エタノール)は保存性を高めるために微量使用されることがあります。食品衛生上問題はなく、「無添加」と表示されることもありますが、厳密な“完全無添加”を求める方は原材料表示の確認をおすすめします。
第1位:マルコメ プラス糀 醤油こうじ(チューブタイプ)
- チューブ式で扱いやすく、初心者にも最適
- まろやかな味わいで、納豆・卵かけご飯との相性◎
- スーパーやドラッグストアでも入手しやすい
おすすめポイント:
はじめて醤油麹を使う方にもぴったり。納豆や卵かけご飯に少量加えるだけで、グッと味に深みが出ます。
第2位: ヤマト醤油味噌 玄米麹仕込み 醤油こうじ
- 石川県の老舗メーカーが手がける、本格派の醤油麹
- 国産玄米麹+丸大豆醤油の無添加仕上げ
- 芳醇な香りと深い旨味で本格派に人気
おすすめポイント:
料理のベース調味料(鶏肉や焼き野菜のつけだれに最適)として使うとプロのような仕上がりに。こだわり派の方に支持されています。
第3位: トモエ 醤油こうじ
- 甘みと塩気のバランスがちょうど良く、使いやすい
- 業務用にも人気でコスパも◎
おすすめポイント:
焼き魚や鶏肉の漬け込みに使うと、ふっくらジューシーに。日常づかいに最適な一品。
第4位: 麹屋もとみや 醤油こうじ 180g
- 岩手県・八幡平の麹専門店が丁寧に手作りした無添加醤油こうじ
- 国産米麹と丸大豆醤油を使用した、素材の味が生きるシンプルな仕上げ
- 麹の粒感がほどよく残り、食材にやさしくなじむ万能調味料
おすすめポイント:
納豆や豆腐、焼き魚に“ちょい足し”するだけで、旨味と香りがぐっと引き立ちます。素材を活かしたい料理にぴったりで、毎日のごはんに安心して使える一品です。
第5位:ヤマト醤油味噌 いしる入り 醤油麹
- 魚醤「いしる」が加わり、旨味のレベルが格段にアップ
- 特に魚料理や炒め物との相性抜群
- 香りが力強く、好きな人にはたまらない一本
おすすめポイント:
味にパンチが欲しい方や、醤油麹を調味料の“主役”として使いたい方に向いています。
3. 醤油麹ってどんな調味料?
醤油麹とは、醤油に米麹を加えて発酵させた調味料。
塩麹よりも旨味とコクが強く、甘さは控えめ。そのため、肉・魚・野菜など、どんな食材にも合わせやすい万能調味料として注目されています。
加熱すると香ばしい香りが立ち、炒め物や焼き物にぴったり。
さらに、生のまま使っても味に深みが出るので、納豆や冷奴、ドレッシング代わりに使う方も。
何より、麹が持つ酵素の力で食材が柔らかくなり、消化も助けてくれるという健康面のメリットも魅力です。
4. 醤油麹のおすすめ活用法とレシピ例
せっかく市販の醤油麹を買ったなら、いろいろな料理にどんどん使ってみたいですよね。
ここでは、手軽においしく活用できるレシピ&使い方のアイデアをご紹介します。
1. 焼き野菜や肉の“つけだれ”に
ナス、ズッキーニ、ピーマンなどの夏野菜を軽く焼いて、醤油麹を少しのばしてかけるだけで、絶品副菜に。
鶏肉や豚肉を漬け込んで焼くだけでも、旨味たっぷりのメイン料理が完成します。
2. 冷ややっこや納豆にそのままON
シンプルな食材と相性抜群。
塩気とコクがしっかりあるので、醤油代わりとして使うのもおすすめです。

3. ドレッシングやディップにも
オリーブオイルや酢、すりごまと混ぜれば、和風ドレッシングに。
マヨネーズやヨーグルトと合わせて、ディップソースとしても大活躍。
5. よくある質問(FAQ)
Q. 醤油麹はどこで買えますか?
A. スーパー、カルディ、イオン、成城石井などの実店舗や、楽天・Amazonなどの通販で購入できます。
無印良品では取り扱いがない場合もあるため、通販が確実です。
Q. 無添加のものを選ぶにはどうすればいい?
A. 「原材料:米麹・大豆・塩」などシンプルな表記のものを選びましょう。
保存料や調味料(アミノ酸等)などがないものがおすすめです。
Q. 保存期間や保存方法は?
A. 未開封なら常温でOKな商品もありますが、開封後は冷蔵庫で保存しましょう。
2~3週間以内を目安に使い切ると風味が保てます。
6. まとめ|自分の食スタイルに合う醤油麹を選ぼう

市販の醤油麹は、商品によって味の濃さや甘さ、容器の形などが大きく異なります。
初心者には扱いやすいチューブタイプ、慣れてきたら本格派や個性的な味に挑戦してみるのがおすすめです。
「無添加で安心して使えるか」
「どんな料理に使いたいか」
「毎日続けられるか」
この3つの軸で選べば、あなたにぴったりの醤油麹がきっと見つかるはずです。
毎日のごはんがちょっと美味しくなる、そんな変化をぜひ味わってみてください。