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米粉パンにグルテンが含まれていると意味がない?その理由と選び方のポイント

2025年5月26日

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米粉パンならグルテンフリーで健康的だね

ーと思われがちですが、実はすべての米粉パンがグルテンフリーというわけではありません。「米粉パンなのにグルテン入り?」「それって意味あるの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。

本記事では、「米粉パンにグルテンが含まれていると意味がないのか?」という疑問にお答えしつつ、なぜグルテンが含まれているのか、その影響、そして選び方についてもわかりやすく解説します。

1. 米粉パンにグルテンが含まれていると意味がないのか?

1.1. 米粉パンとは?

米粉パンは、小麦粉の代わりに米を粉砕して作られた「米粉」を主原料とするパンです。元々は小麦アレルギーの人向けや、グルテンフリーを目指す人の選択肢として登場しました。

米粉はそもそもグルテンを含んでいないため、本来であれば「グルテンフリー」のはずです。しかし、実際には「米粉パン」と表記されていても、グルテン(小麦たんぱく)が添加されている商品も少なくありません。

1.2. グルテンフリーの定義と目的

「グルテンフリー」とは、小麦や大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質「グルテン」を摂取しない食生活のことです。

この食事法は、以下のような目的で実践されます。

  • セリアック病(小腸に炎症を起こす自己免疫疾患)の人の健康管理
  • グルテン不耐症の人(食後の胃腸不調など)
  • 小麦アレルギーの回避
  • 美容や腸活などのライフスタイルとしての実践

したがって、グルテンフリーを目的に米粉パンを選んでいる人にとって、
「グルテン入りの米粉パン」は目的にそぐわなく、意味がないものとなってしまいます。

2. なぜ米粉パンにグルテンが加えられているの?

2.1. パンの膨らみや食感を出すため

米粉には小麦粉のような粘り気や弾力がなく、そのままではふんわりしたパンを作るのが難しいとされています。そこで、膨らみやモチモチ感、しっとりした食感を出すために「小麦グルテン」を添加するケースがあります。

特に、一般のベーカリーやコンビニ、スーパーなどで販売されている米粉パンでは、「ふわふわで食べやすい」ことを重視してグルテンが加えられていることがあります。

2.2. 製造コストや大量生産の効率化

もうひとつの理由は「製造のしやすさ」です。

純粋なグルテンフリーの米粉パンは、以下のような課題があります。

  • 生地が扱いにくく成形が難しい
  • 焼成中に膨らまないため試行錯誤が必要
  • 添加物や特別な機械が必要になるケースも

これに対して、小麦グルテンを加えると生地の安定性が増し、製造工程が簡略化されます。結果として、製造コストも抑えられ、大量生産に適したパンが作れるようになるのです。

3. グルテン入りの米粉パンの影響

3.1. 小麦アレルギーやグルテン不耐症の方へのリスク

米粉パンにグルテンが含まれていると、アレルギーや不耐症の人にとっては健康上のリスクがあります。

小麦アレルギーの人は、ごく微量でも小麦に反応し、以下のような症状が出ることがあります。

  • 湿疹、じんましん
  • 嘔吐、下痢
  • 呼吸困難
  • アナフィラキシーショック

また、グルテン不耐症の人も、グルテン摂取によって腹痛や下痢、倦怠感などを引き起こす可能性があります。

グルテン入りの米粉パンを「グルテンフリーだと思って」食べてしまうことで、体調を崩すケースもあります。

3.2. グルテンフリーの生活を目指す方にとっての問題点

ダイエットや体質改善、腸活を目的にグルテンフリーを取り入れている方にとっても、グルテン入りの米粉パンは意味がなくなってしまいます。

「米粉だからグルテンフリーだと思っていたのに、実は違った…」という認識違いは、せっかくの目標を無駄にしてしまう恐れがあります。

4. グルテンフリーの米粉パンの選び方3ポイント|おすすめ5選

4.1. 【ポイント1】原材料表示の確認

パッケージの裏面などにある原材料表示をしっかりと確認しましょう。チェックすべきポイントは以下の通りです。

  • 小麦、小麦グルテンの記載があるか
  • 「一部に小麦を含む」とアレルゲン表示があるか
  • 「グルテンフリー」「小麦不使用」と明記されているか

特に「米粉パン」とだけ記載されていても、グルテン入りの場合は多いので要注意です。

4.2. 【ポイント2】「グルテンフリー」や「小麦不使用」の表記を探す

信頼できる商品には、パッケージの表面に以下のような表記があることが多いです。

  • 「グルテンフリー認証マーク」
  • 「小麦を一切使用していません」
  • 「小麦アレルギー対応」

特に「グルテンフリー認証」を受けている商品は、厳しい基準をリアしているため、より安心できます。

4.3. 【ポイント3】信頼できるメーカーやブランドを選ぶ|おすすめ5選

グルテンフリー対応の米粉パンを扱っている信頼できるブランドを5つ、ご紹介します。
※商品お買い求めの際は、店舗や公式サイト等にて最新の取り扱い状況・原材料・価格などをご確認ください。

4.3.1 ①まるも(小川製パン)

100%米粉使用・グルテンフリー・無添加。小麦・乳製品・砂糖不使用。アレルギー対応食としても人気です。
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まるもグルテンフリー食パン590g

まるもグルテンフリー食パン590g

国産米粉100%、小麦・乳製品・砂糖・添加物不使用。グルテンフリー対応で、アレルギーがある方や健康志向の方にも安心して選べる米粉パンです。

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4.3.2 ②日本ハム「みんなの食卓」シリーズ

山形県産米を使用。グルテンフリーでアレルギー対応を明確に記載。冷凍で全国配送も可能。
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米粉パン スライス

(公式) 米粉パン スライス270g(日本ハム)

グルテンフリー・アレルギー対応の冷凍パン。トーストにおすすめ。

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まあるい米粉パン

(公式) お米で作ったまあるいパン 5個入り

グルテンフリーでやさしい甘み。もちもち食感が人気の冷凍パン。

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4.3.3 ③CoCoRoBA(ココロバ)

国産米粉100%・グルテンフリー対応のパン専門店。パン職人の手作りで、食パンからおかず系・甘い系まで全14種類がセットになっています。
「冷凍で届くからストックにも便利」「しっとり・ふわふわな食感」と高評価。アレルギー対応をしながらも、パンとしての美味しさをしっかり味わえるのが魅力です。

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4.3.4 ④もっちり米粉パン工房ピーターパン

北海道産米粉100%、グルテンフリー・無添加にこだわった米粉パン。お試しセットでは「米粉食パン」など人気の3種が楽しめます。
もっちりとした弾力、自然な甘み、余計な添加物を一切使わない安心感で、アレルギーのあるお子さまのいる家庭からも高く評価されています。

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4.3.5 ⑤あきた お米のカフェ Rtable(アールテーブル)

秋田県産あきたこまち100%使用、小麦不使用・グルテンフリー対応の米粉パンセット。食パンなど6種を自由に選べる定期便感覚のセットで、冷凍保存も可能。
「ごはんのように毎日食べたくなる味」「自然な甘みともちもち感」が魅力で、アレルギー対策だけでなく、日々の健康的な主食としても選ばれています。

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5. よくある質問|Q&A

5.1 Q1. 米粉パンって低GI食品なの?ダイエットに向いてる?

A. 米粉自体は小麦よりも血糖値を上げにくいとされていますが、パンの作り方や加える材料によってGI値(血糖指数)は変わります。砂糖や油脂が多いとGIは高くなるので、「無添加・低糖質」などの表示もチェックすると良いでしょう。

5.2 Q2. 米粉パンは冷凍保存できる?味は落ちない?

A. グルテンフリーの米粉パンは、水分量が多いタイプもあり劣化しやすいため、冷凍保存がおすすめです。1個ずつラップして冷凍し、食べるときは自然解凍後にトーストすると風味が復活しやすいです。

5.3 Q3. 自分でグルテンフリーの米粉パンを作るのは難しい?

A. 小麦グルテンを使わずにふんわり仕上げるのはやや難易度が高いですが、米粉パン専用のミックス粉やホームベーカリーの「グルテンフリーモード」を使えば、比較的簡単に作ることができます。

5.4 Q4. グルテンフリーの米粉パンは子どもにも安心して食べさせられる?

A. はい。小麦アレルギーのあるお子様には特に安心ですが、製品によっては他のアレルゲン(卵・乳など)が使われている場合もあるため、アレルゲン表示の確認は必須です。

5.4 Q5. 小麦不使用=グルテンフリーと考えていいの?

A. 基本的には「小麦不使用」であればグルテンも含まれていないはずですが、製造ラインの共有などで微量の混入があるケースもあります。「完全なグルテンフリー」を求める場合は、認証マークのある製品を選ぶとより安心です。

6. 米粉パンを選ぶ際の注意点とまとめ

6.1. 対策別(アレルギー・趣向)で選ぶ

「米粉パン=グルテンフリー」と思い込まず、自分の目的に合った製品を選ぶことが重要です。

  • アレルギー対策 → 完全にグルテンフリーのものを選ぶ
  • 健康・美容目的 → 表示をよく確認して、できるだけ無添加のものを選ぶ
  • 味や食感重視 → グルテン入りかどうかは気にしなくてOKな場合も

選ぶ基準を明確にすることで、自分にとって最適な商品を見つけやすくなります。

6.2. グルテンフリー生活を続けるための工夫

グルテンフリー生活を無理なく継続するには、以下の工夫が役立ちます。

  • 自炊で米粉パンを手作りする(ホームベーカリーを活用)
  • グルテンフリー専門店や通販を利用する
  • 外食時は事前に対応メニューがあるか確認する
  • 成分表示を見慣れておく

食生活を変えるのは大変ですが、少しずつ情報を集めて慣れていけば、健康的なグルテンフリー生活を実現できます。

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まとめ

「米粉パンにグルテンが含まれていると意味がないのか?」という疑問に対して、結論は「目的による」ということになります。グルテンフリーを目指す人や小麦アレルギーの方にとっては、グルテン入りの米粉パンは避けるべきです。

しかし、ふわふわの食感を求める一般消費者にとっては、グルテン入りの米粉パンも一つの選択肢です。

大切なのは、「米粉パン=安心」と思い込まず、原材料や表示を確認し、自分の目的にあった商品を選ぶことです。

正しく選んで、健康的で満足のいくグルテンフリー生活を送りましょう。

  • この記事を書いた人

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