暑さが増してくるこの季節、冷たい麺料理が恋しくなる日も多くなります。そんな時に欠かせないのが「めんつゆ」。市販品には添加物が含まれていることもあるため、健康を意識するなら“無添加”がおすすめ。本記事では、イオンで買える無添加めんつゆのおすすめ5選と、夏にうれしい活用法をご紹介します。
1. 無添加めんつゆとは?選び方のポイント
夏に向けて、なるべく余計なものを含まない「やさしい調味料」を選びたい。そんな方にとって、「無添加めんつゆ」は安心できる選択肢のひとつです。ただし、選ぶ際にはいくつかの注意点があります。
1.1. 「無添加」とは?
実は「無添加」という言葉には法律上の明確な定義がありません。つまり、何の添加物が使われていないのかは商品ごとに異なるため、パッケージに書かれている表示や原材料をしっかり確認することが大切です。
たとえば、「化学調味料無添加」と書かれていても、「酵母エキス」や「たん白加水分解物」といった加工調味料が含まれている場合もあります。
表示例 | 意味 |
---|---|
無添加(表示のみ) | 何が無添加かは不明。原材料を要確認 |
化学調味料無添加 | グルタミン酸ナトリウムなどが不使用 |
保存料・着色料無添加 | 保存性や見た目に関わる添加物を使用していない |
「“完全無添加”かどうか」は、パッケージ裏の原材料表示が頼りです。
添加物については、こちらの記事も。
1.2. 原材料表示のチェックポイント
安心して選べる無添加めんつゆは、以下のようなシンプルな原材料で構成されていることが多いです。
チェック項目 | ポイント例 |
---|---|
醤油 | 「有機しょうゆ」や「天然醸造」などが理想 |
だし | 「かつお節」「昆布」「しいたけ」など |
旨味成分 | 「たん白加水分解物」「酵母エキス」は避けたい |
添加物 | 「調味料(アミノ酸等)」「カラメル色素」などの記載がないこと |
原材料が「家庭でも使うような食材」であればあるほど、安心して使えます。
1.3. 味の特徴と使い方の違い
無添加のめんつゆは、素材本来の風味が活きており、以下のような特徴があります。
- 自然な旨味で後味がすっきり
- 塩分や甘みが強すぎず、料理に合わせやすい
- 冷たい料理に合わせても素材の味が引き立つ
特にこれからの梅雨〜夏の時期には、冷やし料理との相性が抜群です。
2. イオンで買える無添加めんつゆおすすめ5選

まずは、今回ご紹介する5商品の特徴を表で比較してみましょう。
商品名 | 容量 | タイプ | 添加物表示 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
トップバリュ グリーンアイ オーガニックめんつゆ | 500ml | 希釈タイプ | 化学調味料・保存料不使用 | 約278円 | 有機原料使用、だしの旨味が本格的 |
にんべん 無添加つゆの素 | 500ml | 希釈タイプ | 化学調味料・保存料・着色料 不使用 | 約783円 | 本枯鰹節と昆布だしのバランスが良く、料理にも幅広く活用 |
馬路村 ゆずの村つゆ | 360ml | ストレート | 香料・保存料・化学調味料不使用 | 約520円 | 高知県産ゆず使用、香りが上品 |
フンドーキン あまくておいしいつゆ | 500ml | 希釈タイプ | 化学調味料無添加 | 約486円 | 九州風甘口、子どもにも人気 |
光食品 有機めんつゆ | 300ml | 希釈タイプ | 化学調味料・保存料・着色料 不使用 | 約550円 | 有機JAS認証。国産有機素材と天然だし使用 |
ここからは、それぞれの商品の特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。
※商品お買い求めの際は、店舗や公式サイトにて最新の取り扱い状況・原材料・価格などをご確認ください。
2.1. トップバリュ グリーンアイ オーガニックめんつゆ
- 有機しょうゆ、有機砂糖、かつお節、北海道産昆布など安心素材を使用
- 希釈タイプで幅広い料理に対応
- 製造元はヤマサ醤油で品質も安心
- 自然な甘みとだしの深みがあり、冷やし麺との相性◎
2.2. にんべん つゆの素
- 化学調味料・保存料・着色料 無添加
- かつお節と昆布の本格和風だし
- 料理にも幅広く使える汎用めんつゆ
2.3. 馬路村 ゆずの村つゆ
- 香料・保存料・化学調味料完全不使用
- 高知県産ゆずの自然な香りとだしの旨味が融合
- 冷奴や冷やし茶漬けにおすすめ
2.4. フンドーキン あまくておいしいつゆ
- 大分県の老舗「フンドーキン醤油」が製造
- 九州風の甘口仕立てで子どもにも人気
- 冷やしぶっかけうどんや簡単丼メニューにも使いやすい
2.5. 光食品 有機めんつゆ
- 有機JAS認証取得
- 国産有機しょうゆ、有機砂糖、有機米発酵調味料などを使用
- 化学調味料・保存料・着色料すべて不使用
3. 無添加めんつゆの冷たいレシピ活用術
暑くなるこれからの季節、無添加めんつゆは冷たい料理に大活躍。ここでは、すぐに試せるレシピアイデアを紹介します。
3.1. 冷やしうどん・そうめん
【材料(2人分)】
- めんつゆ(希釈用)…100ml
- 冷水…200ml(3倍希釈)
- そうめん…2束
- トッピング…大葉、みょうが、すりごま、しょうが など
【作り方】
- そうめんを茹で、冷水でよくしめる
- めんつゆを水で割り、氷を浮かべて器に
- トッピングをのせて完成
シンプルですが、無添加のつゆなら風味が自然で飽きが来ません。
3.2. 冷しゃぶサラダの無添加めんつゆドレッシングがけ
【材料(2人分)】
- 豚しゃぶ用肉(肩ロース or もも)…200g
- 無添加めんつゆ(ストレート or 希釈済み)…大さじ3
- 酢…小さじ1(お好みで)
- ごま油…小さじ1
- サラダ野菜(レタス、水菜、きゅうり、トマトなど)…適量
- おろし生姜 or おろし玉ねぎ…少々(風味付けに)
【作り方】
- 豚肉をさっと茹でて冷水にとり、しっかり水気を切る。
- サラダ野菜を皿に盛り、上に豚肉をのせる。
- めんつゆに酢・ごま油を加えて混ぜ、ドレッシングを作る。
- 食べる直前にたっぷりとかけて完成。
【ポイント】
すりごまや大葉をトッピングすると風味がより豊かに。
無添加めんつゆの自然な旨味に、ごま油と酢をプラスすることでさっぱり感とコクがUP。

4. まとめ
梅雨から夏にかけての時期は、食欲が落ちやすく、冷たい食事が中心になることも多くなります。そんな中で、素材の風味を活かした無添加めんつゆは、健康にも気を配りたい方にぴったり。
イオンでは、安心素材にこだわった無添加・オーガニックめんつゆが揃っており、価格も手頃。表示をしっかり確認し、自分に合った1本を見つけることで、毎日の食事がより安全で美味しくなります。
冷たい麺料理やサラダに合わせて、今年の夏は「無添加めんつゆ」で涼やかで体にやさしい食卓を楽しんでみませんか?