日用品 無添加食材

添加物をやめるとどうなる?体と心が変わる無添加生活のすすめ

2025年4月30日

※当サイトでは、信頼できるサービスに限りプロモーションを実施しております。

iru -イル-

【Organic Life Notes】-オーガニックで豊かな食卓を- | オーガニック・無添加・有機食材や腸活について | 忙しくてもできる「ゆる」健康的な食生活のヒントを発信 |

「最近、なんとなく体調がすぐれない」「子どもの集中力が続かない」——そんな悩みを抱えていませんか?

私たちの食卓には、知らず知らずのうちに多くの食品添加物が入り込んでいます。保存料、着色料、香料、甘味料など、加工食品や日用品に含まれるこれらの化学物質は、便利さと引き換えに、体や心にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、「添加物をやめるとどうなるのか?」という疑問から、無添加生活を始めるためのステップをご紹介します。健康的な生活を目指す第一歩として、ぜひ参考にしてください。

1. 日本は、食品添加物の使用量が多いの?

私たちが日常的に口にする食品には、さまざまな添加物が含まれています。特に日本では、食品添加物の使用が他国と比べて多いほうではないかと指摘されています。なぜ日本は“添加物大国”と呼ばれるのでしょうか?その背景と現状を見ていきましょう。

1.1. 実は日本は“添加物大国”とも言われている⁈

日本では、約1,500種類以上の食品添加物が使用されており、欧米諸国と比較しても多いほうだとされています。

1.2. 欧米との違いとは?使用基準や規制の緩さ

欧州では「予防原則」に基づいた厳しい規制が敷かれています。EUでも使用添加物数は400種前後にとどまり、日本の規制の緩さが浮き彫りになります。

1.3. なぜこんなにも使われているのか

  • 長持ちさせるため
  • 見た目や味をよくするため
  • 安価で大量に流通させるため

食品業界の効率性・利益重視がひとつの結果といえます。

1.4. 私たちが“無意識に選んでいる”現実

便利なコンビニ食や冷凍食品の多くに添加物は含まれており、消費者は意識せず摂取しているのが現状です。

日本と欧米の食品添加物使用数の比較

日本では約1,500種類もの食品添加物が認可されており、これはEU(約400種)と比べて約4倍、アメリカ(約10,000種)と比べると少なく見えるものの、GRAS制度の影響で実際の透明性はアメリカより高いとも言われます。とはいえ、日本は香料や酵素なども広く「添加物」として分類しているため、日常的に知らず知らずのうちに多くの添加物を摂取している可能性があるのが現状です。そのため、商品を選ぶ際は「無添加」や「原材料表示」にしっかり目を向けることが大切です。

地域使用されている添加物数(概数)
日本約1,500種類
アメリカ約10,000種類
EU約400種類

2. 添加物が引き起こすかもしれない体調不良とは

食品添加物は、私たちの健康にどのような影響を及ぼすのでしょうか?日常的に摂取している添加物が、体調不良の原因となっている可能性があります。具体的な症状や影響について見ていきましょう。

2.1. 頭痛・倦怠感・アレルギー・集中力の低下など

MSG(グルタミン酸ナトリウム)などの摂取で、これらの不調が報告されています。

2.2. 腸内環境や免疫機能への影響

腸は“第二の脳”とも呼ばれ、ここが乱れると免疫や精神面にも影響が出ます。

2.3. 子どもや体質が敏感な人への影響

着色料の一部は、ADHDや多動症のリスク因子とされることもあります。

キャンディー、シリアル、調味料、スナック菓子、ジュース、一部の栄養補助食品や医薬品に使用されてきた合成着色料が今、注目を集めている。2025年1月15日、米食品医薬品局(FDA)は、カリフォルニア州で全面的に禁止された食品添加物の赤色3号の使用許可を取り消すと発表した。

 FDAが禁止したのは発がん性を懸念してだが、カリフォルニア州が全面禁止に踏み切った理由のひとつは、赤色3号や赤色40号を含む合成着色料と「注意欠如・多動症(ADHD)」など行動の障害との相関関係を示唆したカリフォルニア州環境保護局の報告書だ。また、EUでは以前から原則的に禁止されている。そのため、合成着色料とADHDの関連に注目が集まっていた。

出典:ナショナル ジオグラフィックTOP>ニュース>解説:本当にADHDが悪化する? 米国が食品の「赤色3号」を禁止

3. 添加物をやめることで体に起こる変化

添加物を控えることで、体にはどのような変化が現れるのでしょうか?腸内環境の改善や肌トラブルの軽減など、さまざまな健康効果が期待できます。具体的な変化を見ていきましょう。

3.1. 便通の改善・お腹の調子が整う

添加物の中には腸内細菌に悪影響を及ぼすとされるものもあります。着色料や人工甘味料、保存料などは腸内フローラのバランスを乱す原因になることがあり、結果として便秘や下痢、ガスのたまりやすさなどの不調を招くことがあります。

一方で、添加物を避けたシンプルな食事は、善玉菌を増やし腸内環境を整える助けになります。腸内環境が整うと、便通が改善されるだけでなく、全身の健康にも好影響が及びます。

3.1.1. 整腸がもたらす健康効果とは?

腸は単なる消化器官ではなく、私たちの体と心の健康を支える“司令塔”のような存在です。

  • 免疫力の向上
  • 美肌効果
  • 精神の安定

腸を整えることは、健康の土台をつくるという意味でも極めて重要です。

3.2. 肌荒れやかゆみの軽減、むくみの解消

炎症を促す成分が減ることで、肌トラブルが改善するケースが多いです。

3.3. 体が軽く感じる、疲れにくくなる

不要な添加物が代謝を妨げていたことに気づく人も。

4. 添加物をやめることで心にも起こる変化

体だけでなく、心にも変化が現れるのが無添加生活の魅力です。味覚の変化や気分の安定など、精神面での効果について見ていきましょう。

4.1. 味覚がリセットされて食事がより美味しく

添加物で麻痺していた味覚がリセットされ、素材の味を楽しめるように。

4.2. 気分が落ち着き、イライラしにくくなる

神経伝達に影響する化学物質が減るため、情緒が安定しやすくなります。

4.3. 食と生活に対する意識が高まる

「何を食べるか」が「どう生きるか」につながると実感する人も多いです。

5. 添加物は日常生活のここにも!

食品だけでなく、日用品にも添加物は含まれています。私たちの生活の中で、どのような製品に添加物が使われているのかを確認してみましょう。

5.1. スーパーにある加工食品・お菓子・惣菜

色鮮やかな漬物、味が濃いハム、香りの強いスナックなど、多くの市販食品に添加物が使われています。

5.2. 外食やコンビニ食での見えない添加物

表示義務があるとはいえ、外食の場では実際に何が使われているか把握が難しいのが現実です。

5.3. シャンプー・歯みがき粉・洗剤など日用品

皮膚からも吸収されるこれらの日用品には、合成界面活性剤や保存料が含まれていることが多くあります。

6. 無添加生活を始めるためのステップ

いきなりすべてを無添加にするのは大変ですが、できることから始めれば続けやすくなります。以下のステップで無理なく取り組んでみましょう。

6.1. 調味料と日常的に食べるものから見直す

まずは使用頻度の高い調味料から。醤油、みそ、油などを無添加に変えると、効果を実感しやすくなります。

6.2. 商品ラベルを読むクセをつける

食品選びで最も大切なのが、原材料表示のチェック。添加物が多く入ったものは避けるよう意識しましょう。

6.3. 無理せずできる範囲で続ける工夫

週末だけ、1日1食だけ、など自分に合ったペースで無添加生活を取り入れることが大切です。

7. 無添加生活は、自分と家族を守る選択

無添加生活は、「制限」ではなく「選択」です。意識的に食を見直すことで、健康的な日常と心の余裕が生まれます。

7.1. 健康も気分も変わる生活習慣の第一歩

体の不調が減り、メンタルも安定する。そんな変化を実感する人は少なくありません。

7.2. 「知って選ぶ」ことで、暮らしはもっと豊かになる

情報を得て、自分で選択できるようになることで、日々の暮らしの質が向上します。

8. 世界で実現した「市民の声が変えた」添加物規制の事例

食品添加物の使用を個人レベルで減らすには限界があります。
しかし、社会全体で「減らそう」という機運が高まれば、大きな転換につながります。
実際に海外では、市民の声が行政や法改正を動かし、添加物の禁止・制限に結びついた事例が数多くあります。
ここでは、そうした海外の成功例を紹介します。

地域規制内容市民の影響
EU二酸化チタン(E171)禁止(2022年)EFSA評価と消費者の声
アメリカ・カリフォルニア州赤色3号など4種の添加物禁止(2023年)消費者団体の働きかけ
オーストラリア・NZ遺伝子組み換え表示義務化(2000年)国民の声と運動

市民の関心と行動が、実際に政策を動かした例です。

9. 日本でもできること:私たちの選択が未来を変える

「日本でも本当に変えられるの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、日々の消費行動や投票など、私たちの行動が社会に与える影響は想像以上に大きいのです。
ここでは、私たち一人ひとりができる具体的なアクションをご紹介します。

9.1. 政策の変化を促すために

日本でも、食品添加物の使用に関する規制を強化するためには、政府の取り組みが不可欠です。
そのためには、私たち一人ひとりが関心を持ち、行動を起こすことが重要です。

  • 情報収集と共有:食品添加物に関する最新の情報を収集し、家族や友人と共有しましょう。
  • 意見の表明:消費者庁や厚生労働省などの関係機関に対して、意見や要望を提出することができます。
  • 選挙での投票:食品の安全性や添加物の規制強化を公約に掲げる候補者や政党を支持することで、政策の変化を促すことができます。

9.2. 市民の声が政策を動かす

海外の事例が示すように、市民の声や行動が政策を変える力となります。
日本でも、私たちの選択と行動が、より安全で健康的な食環境の実現につながるのです。

最後に:あなたの一歩が、未来を変える

無添加生活は、今日からでも始められます。
そして、日々の選択と次の一票が、より安全な社会を作る鍵になります。
日本の添加物使用数が、アメリカと比べて5倍、EUと比べても約4倍だなんて、このままでいいなんて思う人はいないはずです。
あなたの行動が、自分と家族の未来、そして日本の食文化を守る力になるのです。

  • この記事を書いた人

iru -イル-

【Organic Life Notes】-オーガニックで豊かな食卓を- | オーガニック・無添加・有機食材や腸活について | 忙しくてもできる「ゆる」健康的な食生活のヒントを発信 |

-日用品, 無添加食材
-,