寝込むほどじゃないけどなんとなく疲れが取れなかったり、元気とは言い難いな…そんなことはありませんか?もしかしたら普段使っている「塩」に原因があるかも知れません。
ここでは塩を選ぶのに分かりやすい3点のポイントをご紹介します。
精製塩とは
一番メジャーなのは「精製塩」です。なぜなら最も安価だから。
たとえば1㎏で400円以下、栄養成分表で「食塩相当量(ナトリウム)95%以上」であれば、精製塩である可能性は高そうです。
精製塩とは、精製水と同様に海水から余分なものを取り除き、塩分濃度が高められています。衛生面で安心できるものになりますが、ミネラル分も大きく除かれてしまっています。
商品裏に下記のどれからの言葉が書かれていれば、精製塩でしょう。
精製塩の製法
・イオン膜・立釜法
・溶解・立釜法
こちらのサイトでは分かりやすく図示してありましたので、ご参照ください。
https://www.shiojigyo.com/siohyakka/made/ion.html
公益財団法人 塩事業センター
>塩のつくり方 >イオン膜・立釜法
一般的な塩はこの「精製塩」を指します。
塩分を控えたほうが健康に良いと聞いたことがあると思いますが、なぜ塩分を控えたほうがよいかというと、
上記2点の理由から「塩分は控えたほうが身体によい」ということになりますね。
しかしながらこの製法により、より安全により安価に私たちが手に取りやすく提供されるので、一概に悪いものとは言い切れません。
しかし健康に気を付けたいのであれば、精製塩は避けたほうがよいと考えます。
ミネラルで選ぶ
精製塩で除かれているミネラル。それこそ身体に重要な栄養素だと思います。
ミネラル含有量が高い塩を選びたいと思った場合、私のおススメは「雪塩」と「粟国(あぐに)の塩」です。
精製塩や天日塩、ほとんどの塩は食塩相当量(ナトリウム)が90%以上のものが多いです。
しかし「雪塩」と「粟国(あぐに)の塩」の食塩相当量(ナトリウム)は約70%。
残り約30%はミネラルと呼ばれる「マグネシウム」「カルシウム」「カリウム」等です。
おいしさで選ぶなら、藻塩(もしお)
最後にお料理におススメな塩を選ぶなら、藻塩です。
こちらは食塩相当量(ナトリウム)が90%前後ではありミネラル分は前途のものと比べると低いのですが、藻=海藻成分が加えられているのでうまみを感じられる部分が特徴です。
ステーキやポテトフライにかけると、お店の味にも負けません。
私のオススメは「海人(あまびと)の藻塩」です。
塩を選んで、健康に近づこう
塩を精製塩から→ミネラル分の多い塩や藻塩に変えることで、塩分を控えることができミネラル補給が出来るため不調改善が期待できます。
おススメの摂取方法は、朝の白湯に塩をひとつまみ。
私は1か月続けてみて、抜け毛が減り、便通が良くなりました。
サプリメントでミネラルを補給するのもときには良いと思いますが、 食品から栄養を取れば副作用も無いので安心です。
塩は1000円以下で1か月以上使うことが出来るので、サプリメントより経済的ですね。
あなたの お気に入りの塩を探してみてください!