40代になったのに給料も上がらない…
転職を考えたいけど年齢的に難しそうだからガマンするしかないのかな…
40代、転職を考えるタイミングはありますよね。
5年前くらいの時期には、35歳以上の転職、特に女性は大変厳しいと言われていました。
しかし2024年現在、40~50代の求人が増えてきているのです。
なぜ、こんなに変わったのでしょうか?
①人材の減少
現在まだ終わっていない、コロナウィルスの影響のあった2020年以降から現在に至るまで、業界すべてにおいて人材不足になってきています。
帝国データバンク 人手不足に対する企業の動向調査(2023年4月)
そのため、女性の働き手としての需要も高まってきています。
SOMPOホールディングス 女性の正規雇用の増加 ~コロナ期以降の構造変化~
また、学校を卒業した若者がそのまま就職するという流れも変わってきており、会社員という人材が不足してきていることが分かります。
➁経験が豊富な女性が求められる時代
前述したように若者の「普通」の働き方が変わってきている昨今、会社員経験が「無い」より「(少しでも)ある」ことが重要とされてきています。
セクハラ・パワハラはかなり減ってきているとは思いますが、社会人経験が少しでもあれば以前と今の比較になるため耐えられる範囲も広いのではと考えます。
そして社会人経験が少しでもあれば、教え手としての成長も早いのではと考えられるので、採用ポイントの一つになります。
むしろ業務経験は未経験でも、入社してから積めばよいという風潮に感じます。
またミドル年齢の転職が普通になってきたということは、「=人材の流動性が高くなってきているため、退職者も増えてきている」と言えます。
若いベンチャー企業が20、30代の採用の重点を置いていることと同様に、
社長や経営層が50代、60代の歴史のある中小企業は40代、50代の採用に重点を置いていることは多いです。
経営層が60代で、従業員が20代だと、働き方のあたりまえが違いすぎるのが原因です。
この「本当は40代、50代の女性を採用したい」というピンポイントな意向は求人広告になかなか書かれていませんので、
実際面接→採用と進んでみなくては分かりません。
40代は、まだまだ採用市場に求められています。
③女性らしいコミュニケーションスキルの価値の上昇
「40代女性」は既婚の場合は妻となり母となり大変忙しい時期ではありますが、
お子さんも成長して手が離れてきている可能性も高く、気持ちに余裕ができていることが考えられます。
また「子育て」と「家事」というマルチタスクをこなしてきています。
手が離れてきているとはいえ、「子育て・家事」をする必要があり、時間がありません。
仕事の時間を最小限にしたいという方がほとんどのため、優秀な方が多い印象です。
また未婚であっても血気盛んな世代ではなく、落ち着いてきており協調を重視している場合が多いです。
どの世代とコミュニケーションをとるにしても協調を重視する年齢になるため、価値が上昇しているのではと考えられます。
最後に
以上の理由より、40代の女性の会社員としての需要は高まってきていることが分ったのではないでしょうか。
まずは転職の情報を集め、行動してみることが一番だと思います。
ためしに転職エージェントに登録してみることもひとつの手段だと思っています。
なぜなら、
人材エージェントは有名どころで選ぶというよりは、担当者の方との相性が重要です。複数登録をオススメします。
転職データも、参考にしてみてください。職種、年代、等のデータが効率良く参照できます。
皆さんの挑戦を、応援しています。