
暑くて食欲がない
プレゼンがあると思うと食事が喉を通らない
そんなときでも、果物ならさっぱり食べやすく、しかも意外にたんぱく質が含まれているものもあるんです。筋肉や肌、髪、ホルモンなどの材料になるたんぱく質は、健康維持に欠かせない栄養素。炭水化物や脂質は十分に摂れていても、現代人にはたんぱく質不足が多いと言われています。この記事では「スーパーで買いやすい」「冷凍で手に入る」「出会えたらラッキーな果物」に分けて、日常に取り入れやすい果物で栄養補給をサポートします。
1. スーパーで買いやすい!高たんぱく果物5選

まずは毎日利用するスーパーで手に入る、たんぱく質が比較的豊富な果物を紹介します。
1.1 アボカド
- たんぱく質:約2.1〜2.9g/100g
- ビタミンE・K・カリウム・一価不飽和脂肪酸も豊富
- アミノ酸バランスが良く、ヴィーガンのたんぱく源にも
- アレンジ例:サラダ/トースト/ディップ
1.2 バナナ
- たんぱく質:約1.1g/本(100gで1.1g程度)
- 食物繊維やカリウムを含み、エネルギー補給にも最適
- 運動前後や朝食にぴったり
1.3 キウイ
- たんぱく質:約1.1〜1.5g/個
- ビタミンCや食物繊維豊富。皮ごと食べられる品種も
1.4 マンゴー
- たんぱく質:約0.4g/100g
- 甘みが強くビタミンA・C・抗酸化成分が豊富
1.5 パイナップル
- たんぱく質:約0.5g/100g
- 消化酵素「ブロメライン」を含み、消化を助ける
- カット/缶詰も手軽に利用可能
※【秋限定】柿
- たんぱく質:約0.6〜0.7g/100g(品種により差あり)
- ビタミンCや食物繊維が豊富で、整腸作用も期待
- 秋に旬を迎える果物で、皮をむいてそのまま食べてもサラダにも使える万能選手
スーパーで買いやすい果物比較(100gあたり)
果物 | たんぱく質 | 特徴 |
---|---|---|
アボカド | 2.1–2.9g | 良質脂質・ビタミン・満足感◎ |
バナナ | ≈1.1g | 手軽・腹持ち◎ |
キウイ | ≈1.1–1.5g | ビタミンC・食物繊維豊富 |
マンゴー | ≈0.4g | 甘くて食べやすいビタミン源 |
パイナップル | ≈0.5g | 酵素ブロメラインで消化サポート |
マンゴーやパイナップルは、上位のアボカドやキウイなどに比べるとたんぱく質量は少なめですが、消化酵素やビタミン類などの栄養価が高く、果物としてのバランスに優れています。甘くて食べやすいため、食欲のないときでもおすすめです。
2. 冷凍で手軽!高たんぱく果物3選

冷凍フルーツは長期保存でき、すぐに使える便利なアイテム。栄養効果も損ないにくいのが魅力です。
2.1 ラズベリー(冷凍)
- たんぱく質:1.1〜2.8g/100g
- 抗酸化成分や食物繊維が豊富。ヨーグルトやスムージーに◎
- 夏は冷凍のまま直接食べても◎
2.2 ブルーベリー(冷凍)
- たんぱく質:約0.7g/100g
- アントシアニンによる抗酸化作用で、美容や疲労対策に人気
2.3 ブラックベリー(冷凍)
- たんぱく質:約2g/100g
- 天然の甘酸っぱさでスムージーやデザートにもぴったり
3. スーパーによっては置いてあるかも!出会えたらラッキーな高たんぱく果物2選

ジュースや加工品としては見かけても、「果物そのもの」が店頭に並ぶことは珍しい2つの果物。生で見つけたらラッキーな存在ですが、実はたんぱく質やビタミンがとても豊富で、栄養価は申し分なしです。
3.1 グァバ(生/ジュース)
- たんぱく質:2.6〜4.2g/100g
- ビタミンCが非常に豊富で、美肌や免疫サポートに◎
- 果物そのものを販売していることは珍しいが、ジュースならスーパーや通販でも手に入りやすい
3.2 パッションフルーツ(生/ジュース)
- たんぱく質:2.2〜5.0g/100g
- 食物繊維・ビタミンA・Cもたっぷり。濃厚な風味が魅力
- ジュースなら比較的入手しやすい
4. 果物のたんぱく質をムダにしない食べ方

せっかくのたんぱく質をしっかり活かすためのポイントをまとめました。
4.1 ヨーグルトやナッツと合わせて吸収アップ
- 脂質やカルシウムと組み合わせると、たんぱく質の吸収効率が向上
- 例:冷凍ラズベリー+ギリシャヨーグルト+アーモンドで完全栄養スナック
4.2 朝食や間食に置き換えて手軽にプラス
- スムージーにすれば滑らかで飲みやすく、食欲のない朝でもおすすめ
- 例:バナナ+冷凍ブルーベリー+プロテインパウダーで朝の栄養補給
スムージーについての関連記事はこちら。
▶
【2025年版】豆乳バナナスムージーは“太る”?それとも“痩せる”?正しいカロリー・栄養・飲み方を詳しく紹介
▶
コールドプレスジュースは体に悪い?知らずに飲むと逆効果な理由とは
5. まとめ
アボカドや冷凍ベリー、グァバなど果物でもたんぱく質はしっかり摂れます。
スーパーで買える手軽な果物から、冷凍・ジュースまで上手に活用して、
無理なく栄養をプラスしながら、たんぱく質習慣を続けましょう。
たんぱく質についての関連記事はこちら
▶
体にやさしく、家計にもやさしい。高たんぱくで安い食材の選び方