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安全な食器用洗剤おすすめ7選|石けんは汚れに弱いって本当?肌にも油にも強い選び方ガイド

2025年5月16日

iru -イル-

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毎日使う食器用洗剤。

手荒れが気になったり、成分の安全性が不安…

アレルギー体質の人や赤ちゃんや子どもがいる家庭では、口に入る食器や調理器具に使う洗剤の「安全性」が大切です。この記事では、安心して使える食器用洗剤とその選び方、さらに「石けん=洗浄力が弱い」という誤解についても解説します。

1. 食器用洗剤の「安全」とは?

「安全な洗剤」とは、単に手に優しいだけではなく、体に入っても問題がないレベルの成分で作られていること。ここでは、安全性を見極めるための基礎知識を解説します。

1.1 肌への刺激が少ない洗剤とは

合成界面活性剤が含まれている洗剤は、皮脂を過剰に洗い流すため手荒れの原因になります。逆に、石けん系洗剤は天然由来の成分が多く、皮膚への刺激が少ないとされています。たとえば「シャボン玉石けん」では皮膚刺激テスト済みで、肌にやさしい設計がされています。

1.2 避けたい成分(合成界面活性剤・香料など)

特に避けたい成分には以下があります:

  • 合成界面活性剤(石油由来)
  • 合成香料・着色料(アレルゲンになる可能性あり)
  • 保存料(パラベンなど)

これらは洗浄力を高めたり、香りを加える目的で使用されますが、肌トラブルやアレルギーの原因になることがあります。

1.3 自然由来・無添加成分の良さ

無添加の洗剤は、自然由来の原料のみを使用し、合成成分を極力排除しています。中でも「カリ石けん素地」や「純石けん分」のみで構成された製品は、赤ちゃんや敏感肌の方にも安心です。

2. 「石けんは汚れが落ちない」は本当?

石けん=洗浄力が弱いという印象を持つ人は多いですが、実は使い方と条件次第で合成洗剤に匹敵する洗浄力を発揮します。

2.1 石けんの油汚れに対する強さ(乳化作用)

石けんは油を包み込んで水と混ざるようにする「乳化作用」が強いため、フライパンのベタベタ油も十分落とせます。特にお湯と組み合わせることで効果が高まります。

補足:石けんは環境にもやさしい
石けんは自然由来の成分から作られており、使用後は微生物によって短期間で水と二酸化炭素に分解されます。つまり、下水や河川に流れても環境への負荷が少ないのです。合成洗剤では分解に時間がかかる成分も含まれるため、環境への配慮を重視する人には石けんが最適な選択肢です。

2.2 合成洗剤との違いと、洗浄力の比較

比較項目石けん洗剤合成洗剤
洗浄力中~高(条件次第)高い(安定)
肌への優しさ高い低め(刺激あり)
環境負荷低い(生分解性◎)高い場合も
成分の明確さ明確(無添加多い)不明な添加物も

国民生活センターの調査でも、石けん洗剤は洗浄力に遜色なく、肌へのやさしさで優れていることが報告されています。

2.3 泡立ちの多さ=洗浄力ではない理由

泡がたくさん出ると「よく落ちる」印象を持ちますが、泡は洗浄力とは無関係。石けんは泡立ちは控えめですが、汚れをしっかり落とします。

2.4 石けんを効果的に使うコツ(お湯・拭き取り・石けんカス対策)

  • お湯(40℃前後)で使うと乳化力アップ
  • 汚れを拭き取ってから洗うと泡立ちも効率的
  • 使用後はシンクをさっと流して石けんカスを残さない

3. 安全な食器用洗剤の選び方

どんなに「無添加」「自然派」と書いてあっても、成分表示を確認しないと真の安全は分かりません。

3.1 成分表示のチェックポイント

以下のような表示を確認しましょう:

  • 純石けん分(脂肪酸カリウム・ナトリウム)
  • 界面活性剤の種類と濃度
  • 香料・保存料の有無

「石けん分○%」と記載されていれば、余計な合成成分は少ない傾向にあります。

3.2 「無香料・無着色」のメリット

香料や着色料は、洗浄に直接関係しない成分で、刺激やアレルギーの原因になる可能性があります。無香料の洗剤は、赤ちゃんの食器にも安心して使えます。

3.3 詰め替え・コスパ・環境配慮の視点も

  • 詰め替えがあるものはゴミ削減に◎
  • 濃縮タイプなら1回の使用量も少なく経済的
  • 植物性の原料なら環境への負担も低減
  • 石けん洗剤は水に分解されやすく、排水後も自然界で速やかに無害化される

4. 安全性で選ばれているおすすめ食器用洗剤7選

石けんベースで無添加、安全性の高い食器用洗剤を7つ厳選して紹介します。

4.1 シャボン玉石けん 台所用せっけん泡タイプ

無添加・純石けん分100%。泡で出るので手軽で、手荒れしにくい。赤ちゃんの食器にも使える。

4.2 ミヨシ 無添加 食器洗いせっけん

泡立ちは少ないが、油汚れにも強い。成分は「純石けん分(脂肪酸カリウム)」のみで安心。

4.3 エコベール(ECOVER) ナチュラルウォッシュ

植物由来の界面活性剤を使用。ベルギー生まれ。ヨーロッパの環境基準に基づいており、エコラベル取得。

4.4 パックスナチュロン 食器洗い液体せっけん

オレンジオイル配合で油汚れに強く、肌にもやさしい。自然派ながらしっかり洗える。

4.5 ソネット(Sonett) ナチュラルウォッシュアップリキッド

オーガニック認証取得済み。天然エッセンシャルオイルで香りもやさしく、安心して使える。

4.6 サラヤ ハッピーエレファント 食器用洗剤 グレープフルーツの香り

天然発酵エタノールと植物性洗浄成分で構成。無香料タイプもあり、敏感肌の人に最適。

4.7 カネヨ石鹸 無添加 食器洗いせっけん

泡立ちは穏やかだが、洗浄力は十分。コスパがよく、詰め替えもありエコな設計。

5. よくある疑問Q&A

5.1 安全な洗剤でもしっかり汚れは落ちるの?

はい。石けん系でもお湯を使ったり拭き取りを組み合わせれば、合成洗剤に匹敵する洗浄力が出ます。

5.2 手荒れしない洗剤って本当にある?

肌に優しい成分(脂肪酸カリウム・グリセリンなど)を使った無添加洗剤なら、一般的な食器用洗剤と比べて手荒れのリスクを大幅に減らせます。

5.3 赤ちゃん用の哺乳瓶にも使えるのはどれ?

「シャボン玉石けん」「ミヨシ」などの無添加タイプは、赤ちゃん用品にも対応。使用前に表示を確認しましょう。

6. まとめ

毎日の食器洗いに欠かせない洗剤だからこそ、「安心して使えるもの」を選びたいですよね。ここまで、安全性の基準や石けん洗剤の実力、選び方のポイントやおすすめ製品を紹介してきました。最後にもう一度、洗剤選びで大切にしたい視点を整理しておきましょう。

6.1 洗剤の安全性は「肌+成分+使い方」のバランス

「何が入っているか」「どう使うか」で安全性は大きく変わります。

6.2 石けん洗剤も選択肢として優秀

洗浄力もあり、環境にも人にもやさしい石けん洗剤は、これからの時代の新定番。

6.3 家族みんなが安心できる洗剤を見つけよう

自分のライフスタイルや肌質に合った、安全で快適な食器用洗剤を選びましょう。

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