せっかく食べるなら、体によいものを選びたい
そんなあなたにぴったりなのが、栄養バランスを意識した市販パン。
最近では、高たんぱく・食物繊維・ビタミンなどをしっかり摂れる“健康系パン”が続々登場しています。朝食や間食に手軽に取り入れるだけで、健康管理がぐっとラクに。
この記事では、栄養豊富なおすすめ市販パンを5つ厳選してご紹介します。
1. 体に良いパンを選ぶポイント(栄養素重視)
毎日の食事に手軽に取り入れられるパンですが、体に良いものを選ぶためには少し工夫が必要です。
ここでは、栄養バランスを意識してパンを選ぶ際に注目したいポイントをご紹介します。
「美味しい」だけでなく、「体をサポートしてくれるパン」を選んで、毎日をもっと元気に過ごしましょう。

1.1. 高たんぱく
たんぱく質は、筋肉・皮膚・髪の毛など体を作る大切な栄養素。
パン選びでもたんぱく質量をチェックするのがおすすめです。
| 商品例 | たんぱく質量(1個あたり) |
|---|---|
| BASE BREAD | 約13g |
| PASCO 超熟ロール 全粒粉入り | 約5g |
高たんぱくなパンを取り入れることで、満腹感も得られやすくなり、間食防止にもつながります。
1.2. 食物繊維が豊富
食物繊維は、腸内環境を整えたり血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。
全粒粉や雑穀入りのパンは食物繊維が豊富です。
| 食物繊維が豊富な素材 | 効果 |
|---|---|
| 全粒粉 | 腸内環境改善、便秘予防 |
| 雑穀類 | 血糖値コントロール |
1.3. ビタミン・ミネラルが摂れる
ビタミンB群、鉄、カルシウムなど、現代人に不足しがちな栄養素を摂れるパンを選びましょう。
特にビタミンB1は、糖質の代謝を助けてくれる重要な栄養素です。
さらに、ビタミンの中には朝摂取したほうが効果的なものもあります。
たとえば、
- ビタミンB群:糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあり、朝摂ることで1日の活動をスムーズにスタートできる
- ビタミンC:抗酸化作用があり、朝から体調管理に役立つ
朝にしっかりビタミンを摂ることで、エネルギー代謝がスムーズになり、元気に1日をスタートできるので、パン選びのときも意識してみましょう。
1.4. 血糖値が上がりにくい低GI素材を使っている
血糖値の急上昇は、肥満や糖尿病のリスクを高めます。
低GI食品であるオーツ麦や全粒粉を使ったパンなら、血糖値コントロールに役立ちます。

2. 栄養素重視で選んだ市販パンおすすめ5選
ここからは、栄養バランスを意識したい人にぴったりの市販パンをご紹介します。
たんぱく質や食物繊維、ビタミン・ミネラルがしっかり摂れるパンを厳選しました。
毎日の朝ごはんや間食に取り入れやすく、続けやすい“体にやさしいパン”ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめ市販パン5選【比較表】
| パン名 | 栄養ポイント | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| BASE BREAD(ベースブレッド) | たんぱく質・食物繊維・26種のビタミン・ミネラル | 完全栄養パン、腹持ち◎ | 忙しい朝でもしっかり栄養補給したい |
| PASCO 超熟ロール 全粒粉&オーツ麦入り | 食物繊維たっぷり | ふんわり食感で食べやすい | 子どもや家族で食べたい |
| 成城石井 自家製 レーズンと胡桃のカンパーニュ | 食物繊維・鉄・オメガ3脂肪酸 | レーズンの甘み×くるみのコクが絶妙 | 栄養バランスも味わいも重視したい |
| タカキベーカリー 3種の穀物ブレッド | 食物繊維・ビタミンB群が摂れる | 穀物の香ばしさ、腹持ち良し | ヘルシーで自然派な朝ごはんにしたい |
| 有機JAS|発芽小麦マルチグレインブレッド(冷凍) | 雑穀・ライ麦・亜麻仁でビタミン・ミネラル豊富 | 有機素材・非遺伝子組換え・保存料不使用 | 自然派で栄養価の高いパンを選びたい |
2.1. BASE BREAD(ベースブレッド)
完全栄養食パンとして人気のBASE BREAD。1袋でたんぱく質、食物繊維、26種のビタミン・ミネラルが摂れる優れもの。
【特徴】1食で必要栄養素の1/3以上をカバー。高たんぱく(13.5g/1袋)、食物繊維豊富で腹持ち◎
【こんな人におすすめ】忙しい朝でも栄養バランスを取りたい人。
2.2. PASCO 超熟ロール 全粒粉&オーツ麦入り
PASCOの定番商品「超熟ロール」の全粒粉&オーツ麦入りバージョン。はちみつのほのかな甘みで、食べやすい。
ふんわりとした食感を保ちつつ、食物繊維たっぷりで、栄養バランスも◎
【特徴】たんぱく質:約3.9g/1個当たり、食物繊維量:約1.7g/1個当たり。
【こんな人におすすめ】子どもや家族みんなで美味しく食べたい人。
2.3. 成城石井 自家製 レーズンと胡桃のカンパーニュ スライス
成城石井の自家製シリーズから、人気のハード系パン「カンパーニュ」にレーズンと胡桃をたっぷり練り込んだ一品。
しっかりとした噛みごたえと、レーズンの甘み&くるみのコクが絶妙です。
【特徴】穀物・レーズン等からオメガ3脂肪酸や食物繊維、鉄なども手軽に補える。低GIで腹持ちが良く、間食を防げる。
【こんな人におすすめ】甘さ控えめで栄養豊富な朝食パンを探している人。
2.4. タカキベーカリー 3種の穀物ブレッド
自然な甘みと香ばしさが魅力の、タカキベーカリーの3種の穀物ブレッド。
大麦・ライ麦・小麦という栄養価の高い穀物をバランスよく配合し、食物繊維やビタミンB群を自然に摂ることができます。
【特徴】穀物の香ばしい風味と、もっちりとした食感。食物繊維やビタミンB群が豊富で、朝のエネルギーチャージに最適。
【こんな人におすすめ】添加物を控えた、体にやさしいパンを朝食に取り入れたい人。
2.5. 有機JAS|発芽小麦のマルチグレインブレッド
アメリカ産で、有機JAS・Non-GMO・保存料不使用の“オーガニックパン”。輸入パンではトップクラスに素材が安心できるタイプ。
有機穀物をたっぷり使った、栄養バランスに優れたマルチグレインブレッド。
全粒粉や雑穀の香ばしさがしっかり感じられ、朝食にも軽食にも取り入れやすいタイプです。冷凍で届くので、必要なときに少しずつ食べられるのも嬉しいポイント。
【特徴】有機素材の雑穀・全粒粉をブレンド。食物繊維やビタミン・ミネラルが自然に補える。
【こんな人におすすめ】栄養価の高い雑穀パンを常備しておきたい人。家族みんなでヘルシーな食生活を続けたい人。
よくある質問(Q&A)
Q1. パンは炭水化物が多いけど、本当に健康に良いの?
A. パン=炭水化物というイメージは確かにありますが、最近は高たんぱく・低糖質・ビタミンやミネラルが豊富なパンも増えています。
全粒粉や雑穀を使ったパンを選べば、食物繊維やミネラルも摂れるので、栄養バランスを整えやすく、健康的な食生活のサポートになります。
Q2. 市販の「体に良いパン」は毎日食べても大丈夫?
A. 食生活全体のバランスが取れていれば、毎日食べても問題ありません。
特に、BASE BREADのような栄養バランスに優れたパンは、主食の置き換えとしても優秀です。ただし、加工食品が苦手な方は、添加物の少ないタイプを選ぶのがおすすめです。
Q3. 子どもでも栄養パンを食べて大丈夫?
A. はい、基本的には問題ありません。PASCOの「超熟ロール」やタカキベーカリーの穀物パンなど、やさしい味で栄養も摂れるタイプはお子さんにも人気です。
ただし、小さなお子さんには、誤嚥(ごえん)やアレルギー、消化不良のリスクがあるため、硬いパンやナッツ入りパンは避けた方が安心です。年齢や食べ慣れ具合に応じて、安全なパンを選んであげましょう。
Q4. ダイエット中でもパンを食べていいの?
A. 実は、低GIの全粒粉パンや高たんぱくなパンはダイエット中にも向いています。
血糖値の急上昇を抑えることで、脂肪の蓄積を防ぎ、空腹感を抑えてくれる効果も。間食を減らしたい方や、無理なく食事を整えたい方におすすめです。
Q5. 冷凍保存できるパンはありますか?
A. はい、この記事で紹介しているパンは、基本的にすべて冷凍保存が可能です。
たとえば…
BASE BREAD:個包装なので、袋のまま冷凍OK。自然解凍でも美味しく、レンジやトースターで温めても◎。
成城石井のカンパーニュ:ハード系のパンは、スライスして1枚ずつラップ → 冷凍 → トーストが基本。食感も損なわれにくいです。
PASCOの超熟ロールやタカキベーカリーの穀物ブレッドも、ラップ+ジップ袋で1〜2週間保存可能。
有機JAS|発芽小麦のマルチグレインブレッドは、楽天・Amazonで注文すると冷凍で届きます。
🔄 冷凍保存のコツ:
乾燥&霜防止のため、1枚ずつラップ+フリーザーバッグが◎
冷凍後は2週間〜1ヶ月以内を目安に食べ切るのがおすすめ
解凍は自然解凍またはトースターで直焼きが美味しい!
まとめ:栄養バランスを意識したパン選びで毎日をもっと健康に

市販パンでも、選び方次第で栄養バランスをサポートできます。
- たんぱく質・食物繊維・ビタミン・ミネラルを意識して選ぶ
- 全粒粉や雑穀入りをチョイスする
- 低GI素材で血糖値コントロールを意識する
毎日の食事に、ちょっと意識して体に良い市販パンを取り入れるだけで、健康管理がぐっとラクになります。
あなたのライフスタイルに合わせて、ぜひ栄養たっぷりのパンを選んでみてくださいね。