転職活動中 何十件もエントリーしているなか、面接が決まるとうれしい反面、悩みが発生します。
どんな服装がいいんだろう?
自己アピールを考えなくちゃ
面接が決まった会社で私が貢献できることって何だろう?
第一印象は大事だし、自分の魅力をどうやったら伝えられるかは重要です。
しかし面接でもっとも重要な能力は、なんと聞く力なんです。
解説していきます。
面接でのマナーと準備
面接でのマナーの基本は、「聞くこと」にあります。
聞くこと:話すこと 割合でいうと 7:3 くらいです。
面接準備としては、
・履歴書・職務経歴書を見ながら話すことが出来るように印刷しておくこと(面接時には、許可を取る)
・緊張しないこと
・着ていく服装を準備しておくこと
履歴書・経歴書は見ないで話せることがベストですが、私のように職歴が多い場合は書類を見ながら 時系列に齟齬がないように話せたほうが流れがスムーズです。
当日、スーツによって動きにくかったり、歩きにくい靴を選ばないなど、普段のあなたが出るような工夫ができているといいですね。
聞く力を活用した、面接対策
すでに書類選考を通っているわけですから、おおむね仕事を任せることができると判断し面接に進んでいるわけです。ということは、面接ではコミュニケーションの部分を重視していると考えられます。
会社側からの質問内容として考えられるのは、
①面接官があなたについて、疑問が生じた部分(主に職歴について)
②あなたの性格
③あなたと会社の相性(勤務形態や慣習について)
この3つだと思います。
会社側は③あなたと会社の相性を確認するにあたって、会社の歴史や特性を話す必要がありその部分にもっとも時間のボリュームが当てられます。
そのため、あなたは面接では聞くことがメインとなるのです。
採用面接での成功ポイント
採用面接での印象を良くする方法は、
・どの質問に対しても、自然な笑顔で
会社からの質問は、あなたが聞かれたくなかったことこそ、聞かれます。
それをいかにポジティブに切り返せるかが、ポイントになっています。
(あまりに質問内容があなたを馬鹿にするような内容であれば、辞退することも検討しましょう。)
・採用面接官の質問意図を理解する
面接官は、あなたを仲間に加えるに当たっての疑問点を準備しています。
それを解消して あなたが不安の少ない、安心できる人物であることを伝えてあげましょう。
そして多くを語りすぎないように注意しましょう。
質問に的確な分量・内容を応えることが、質問意図を理解することになり→好印象につながります。
面接官を惹きつける自己PR
面接が堅苦しいと、「融通の利かない人」とマイナスポイントになる場合もあります。
そのため、なにか「フフッ」と笑えるような、話が広がるような趣味、特技があるといいですね。
人と差別化が図れて、印象が残るようなものがいいと思います。
たとえば「趣味:けんだま」で、「大会にも出場したことがあり、いまでも月1回集まりに出ています」という人は記憶に残ります。
また継続性や打ち込める性格であることは、好印象になります。
趣味があれば、ストレス解消も上手そうです。
読書であれば、あえてジャンルを設定して伝えるのも面白いかも知れません。
面接者と共感を得られるようなトピックだと、より印象に残ります。
まとめ:面接は、聞く姿勢が重要である
いかがでしたでしょうか。
面接では「いかに伝えるか」を練習することが多いと思います。
しかし面接が「聞くこと」メインだと考えると、緊張しがちな面接もすこし肩の力を抜いて挑めるのではと思います。
書類選考まで通ったのであとちょっと、と思うと緊張してしまうと思いますが
「面接をたのしむ」という気持ちで、余裕をもって挑める一助になればと思います。
あなたの面接を、応援しています!