転職活動って大変ですよね…
キャリアアップ出来るの?
給料面は?人間関係は?
残業が多いのは無理…
待遇面プラス、40代ともなれば次こそは定年まで勤めたい…
というか、現実問題 面接までたどり着くのも難しい…
10回目の転職を決めた私が、【転職活動の心得】を、お話します。
【朗報】40代も、転職可能な時代に!
5年前と比べて、40代の転職は普通になってきています。変わってきましたよね!
こちらに詳しく書いていますので、読んでもらえたらと思います。
「50代の転職歓迎」というような求人までもよく見かけるようになったのは、大きな変化です!…しかし未経験転職に有利なのは、40代前半まで。実際、私自身が面接まで進むのに、30社に1社程度だからです。。
「会社員」って、変かも?
「会社員として働くこと」を、あらためて考えてみたいと思います。
会社法では、「会社員」は会社員のことを指さないそうです。「労働者」等で呼ばれることになります。
…思っていたのと、違いませんか?
私たちは学校という いわば「工場勤務者」を育てるカリキュラムのなかで、育ってきました。
学校もあたりまえのように「会社員としての就職」をアシストしてくれますから、会社員として働くことに違和感がなかったと思います。
私もそうでした。
でもよく考えてみると、変じゃないですか?
会社員のメリット・デメリットを書き出してみます。
たとえば、社長・フリーランスになると、働いても働かなくてもいいんです。
いつを休日にするか、いつ・どこで働くか等、自分で決められます。
逆に収入が0のときも、あります。
比較してみると、社長・フリーランスと会社員は 全然違うことがわかりますね。
【理想的な働き方】を、現実的に考える
せっかくの転職チャンスなので、理想的な働き方を考えてみましょう。
具体的には、このような流れです。
①自分の理想を書き出す
会社員ではなく、自分が個人事業主や会社をするなら、どんな仕事にしたいかを決めます。
マイナスから考えると、意外と考えやすいと思います。
朝起きたくない、家から出たくない…
SNSやブロガー、プログラマーなど、PCが苦手でなければできそうです。
仮に、SNS・ブロガー(発信者)と決めます。
➁会社員・パートタイマーをしながら、副業する(2~3年は、稼げないと覚悟する)
①が決まれば、会社員・パートタイマーなど定期的な収入=生活費を得るための仕事を探します。
①に時間を使うために→残業が多くない仕事。在宅ワーク。大変だけど、短時間勤務でOK。
選ぶべき仕事が見えてくると思います。
応募→面接時に質問する内容も決まってきますね。
副業は無給期間が当たり前なので、1年続けるのもキツイです。。でも、3年は継続したいですね。
知識がまったくないまま始めても、1年2年と進めていくうちに、詳しくなれます。
いったん離れてもいいので、戻ってくることが大切です。
③副業が行き詰まったら、軌道修正
ブログを2年試してみたけど、手応えが感じられない…
正直、焦りますよね。
軌道修正するなら、この2点です。
1.は、学びなおす、です。
Web、YouTube、SNSにアイデアがたくさん存在します。とにかく調べます。
もしかしたら基礎から分かっていなかったのかも?基礎から無料で学べるのが、現代のいいところです。
先生を2人えらんで、学習するのがオススメです(先生が多いと、混乱するので)。
ブログ初心者の頃より、上級者の話が分かるようになっているはずです。
2は、新しいことに挑戦する、です。
ブログより、SNSが合うパターンも。
勉強と同じで、細く長く続けて続けると、あるときスイッチが入るときがあります。
④副業が安定したら、会社員・パートタイマーを続けても辞めてもOK
とにかく③を繰り返して、芽が出るまでが大変です。
芽が出さえすれば方向性は合っているので、そこからトライ&エラーを繰り返します。
3~5年で収入が安定してくれば、会社員・パートタイマーを続けるも、辞めるも、選ぶことができます。
転職がうまくいかないことは、チャンスだ!?
転職先を決めずに退職してしまうことも、人生にはあると思います。
なかなか仕事が決まらないと、ふと不安になったりしますよね・・
でも、転職がうまくいかないことは、チャンスとも言えます。
アリババの創業者「ジャック・マーさん」は、転職活動→全滅、仕方がなく会社を起業することになった有名人の一人です。
この考えかたは自分の選択肢になかったので、衝撃でした。
色々な価値観・考えかたを知って、実行に移せた人が成功しているとも言えます。
もし、スキルがないことが自分の弱点だと思っているなら、強みはこれから作ればいいんです。
転職活動は、【100社 落ちるゲーム】
件名が「書類選考のお知らせ」のメールを開くときは、気が重いです。
ほぼ、お見送りの連絡だから、です…
しかし、一個ずつショックを受けていたら身が持ちません。
なので、こう考えてみてはどうでしょうか。
転職活動は、【100社 落ちるゲーム】である、と。
たとえば、
そう考えると、おもしろく思えてきませんか。
実際、面接官を笑わせることができれば、充実感を味わえます笑
充実感があれば→結果がどうあれ、気持ちよく次に挑めるのではないでしょうか。
もし失敗したな~と落ち込むときには、運動です。ウォーキングは、特におすすめです。
心身ともに疲れて、よく眠れるようになるはずです。
一晩よく寝たら、次をがんばればいいんです。
「やりがい」を、捨てる
仕事に、やりがいを求めていませんか?
勤務している会社の仕事は、その会社の社長や株主のものですから、あなたの仕事ではありません。
勤務している会社が倒産したら、社長や役員には責任がありますが、あなたには責任は取れません。
本当にやりがいを求めるのだったら、自分の事業を作る必要があると思います。
だからといって勤務している会社の仕事をおろそかにしていいというわけではありませんが、お互いこの線引きはしておかないとやりがい搾取になるわけです。
社長や役員は責任を取る必要がある代わりに、高い報酬を得ているわけですから。
私たち会社員の給料が上がらないのは、責任を取らなくていい仕事をしているから、とも言えるわけです。
そう思うと悲しいですが、しくみとして仕方がない気もします。
必ず、副業をする
前章でおわかりいただけたように、会社は責任を取る必要のない会社員のあなたに、一定上の高い給料を支払ってくれません。
給料を増やすことは、かなり難しいことが分かりました。
と、いうことは、副業にチャレンジするしかありません。
休みの日だけアルバイトをする。手作りのハンドメイド商品を、メルカリで販売する。SNS発信を始めてみる…
いろんな手段があります。
そして、収入が年に20万以上になれば確定申告をする必要が出てきます。
また取引相手が法人の場合は、インボイス登録が必要になってきます。
などなど、副業をするにあたっても簿記3級の知識が役立ちます。
手続きが不安だからすぐ税理士にお願いしよう!と考えがちですが、増えた収入がそのまま税理士費用になってしまったら、
なんのために副業で稼いだのか分からなくなってしまいます。
会社によっては就業規則で副業禁止になっているところもあるかと思いますが、
基本的に「勤務先の会社の仕事に、支障が出てほしくないから禁止」と設定している場合がほとんどです。
また、現在では日本政府が副業を推進していますし、
副業でも、1年で100万円稼げたりしないと会社にバレません。
逆にバレるくらい稼げたら、副業を本業にしてしまっても生きていけるようになっていると思います。
自分に合った働き方は、自分にしか分からない
会社員の仕事を続けていると、職を失ったとき「どうしたらいいのか分からなく」なります。
その失望感は、もしかしたらほかの働き方を知ることで解決するかもしれません。
農業がいち早くIT化が進んでいるというニュースもあります。
自分で調べてみる。家族・友人に相談してみてもいいですね。
それでも最終的には、自分に合った働き方は自分にしか分かりません。
一緒に、探し続けましょう。