リモートワークのランチはお弁当を作らなくてよくて自宅で出来立てを食べることができるのも醍醐味の一つですよね。でもいざ作るとなるとあっという間に時間が過ぎてしまい、休んだ気がしないまま仕事に戻ることに…というのは良くありますよね。
「水漬けパスタ」って知っていますか?電子レンジでチンもしないので、圧倒的に時短になるレシピなんです。
水漬けパスタとは?
その名の通り、パスタを水に漬けておくことです。
漬ける時間は1~2時間でOK。秋冬など気温が10度くらいなら常温でも良いと思いますが、心配な場合は冷蔵庫に入れておくほうが安心です。
100均で買えるパスタを電子レンジでチンする用の容器は、蓋がついているので冷蔵庫に入れておく場合に便利です。
これじゃなくても1~2人用で充分です。
前日に「お昼はパスタにしよう」と決まっていれば、前日の夜からパスタを水に漬けておけばお昼には火を通すだけで良い状態に出来上がっています。どうしても急ぎで、という場合は熱湯を掛けて30分ほど漬け置けば大丈夫ですが、火を通す時間が少し長めに必要になります。
おススメレシピ
トマトソースパスタ
材料:玉ねぎ1/4個、ほうれん草(またはチンゲン菜などの青菜)1/4束、きのこ(ぶなしめじ、エリンギ等)、鶏肉(ベーコン、ソーセージ等)お好み、ニンニク少々
1.材料をカットする。玉ねぎ、ほうれん草、きのこ、ベーコンはざく切り。ニンニクはみじん切りにする。
2.フライパンにオリーブオイルを大さじ1入れ、ニンニクを入れてから火をつける。弱火。
3.ニンニクから香りが出てきたら玉ねぎを加える。塩をひとつまみ加え1~2分放置。片面を焼くような感じ。そのあとひっくり返して1~2分放置し、もう片面も焼き色を付ける。
4.ベーコンを加えて炒める。さらにきのこ、ほうれん草も加えてなじませる。
5.フライパンの中の具材を端に寄せてスペースを作る。そのスペースにトマト缶大さじ2、ケチャップ小さじ1、コショウ・唐辛子、塩昆布を適量を入れて煮立たせる。中火で2分程煮立ったところで全体をかき混ぜる。イメージこんな感じ。
6.ここで水漬けパスタから水を捨てて、フライパンに加える。水を別で大さじ2加える。
炒め煮する感じで3~5分、混ぜながら様子を見る。パスタの色が白→黄色に変われば火が通っている合図。
7.お皿に盛りつける。
食べてみるとお分かりいただけるかと思いますが、パスタの食感が「モチッ」としていてまるで生パスタのようになるんです。
水漬けパスタのデメリット
初めて水漬けパスタを扱うと慣れていないため15分では出来ないかもしれませんが、2回作ってみれば感じが掴めると思います。
デメリットは他にもあるのでしょうか。
実は、3つあります。。
1.「炒める」工程が外せない
これはパスタを茹でないため、「炒め煮」がパスタに火を通す重要なポイントとなってくるからです。
なので、フライパンなど炒めるための鍋がないとできません。
2.塩味の調整が難しい
パスタを普通に作る場合には、ゆでるときに塩味の調整も行いますよね。それがすっぽり抜けているので、塩味の調整は作っている間に行うか、出来上がったあとに加えるか、ということになります。
3.洗いものは少なくない
パスタを漬けておく容器、フライパン、食器、フォークorお箸…と、洗いものは発生します。
ただ、食べ終わった後に食器を洗うのですから一気に洗えばいいとも言えます。
慣れればやみつきに
デメリットも見ていただきましたが、何度か繰り返し水漬けパスタでランチを作っていただければ手順に慣れるためデメリットは解消していきますし、何よりも手軽にエコに生パスタが自宅で食べられることで、ランチへのモチベーションも上がるのではないでしょうか。
(私は水漬けパスタのおかげでお昼が待ち遠しいです(笑))
ぜひ「水漬けパスタ」で、快適なランチタイムをお過ごしくださいね♪