春になり、新生活が始まる方も多い季節ですね。親元を離れ一人暮らしを始めたり、単身赴任で自炊を始める方も多いのではないでしょうか。
自炊にフライパンは必須ですよね。そして簡単に買って使おうとすると、おそらくそれは「テフロン加工」「フッ素加工」と表があるのではと思います。
本当に「テフロン加工」「フッ素加工」のもので良いのでしょうか?
テフロン加工のフライパンとはどんなものなの?
テフロン加工は油を使わずに調理しても焦げ付かないので、ヘルシーな感じがしますよね。しかし本当にそうでしょうか。
このテフロン加工とは、デュポンという企業の商標登録です。そのため、他の会社ではテフロン加工という文言は使えません。
テフロン加工は、フッ素で加工されたフライパンのことを指します。
そのため一般的には「フッ素樹脂加工」のフライパンの総称であるということになります。
「フッ素樹脂加工」は高温になると有害物質が解け出る可能性があることもあるそうです。
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フッ素樹脂(テフロン)の安全性とは?
ただ、メーカーによって使っている材質が違ったり、2005年以降は有害物質が出ない工夫がされているようですので一概に危険とは言えないようです。でもここまで読んだあなたはどう感じますか?
また上記を含め2~3年でフッ素加工は効果が低下し焦げ付きが発生しまうことから、経済的でもないと言えると思います。
鉄製フライパンのメリット・デメリット
今までの話から、テフロン加工=フッ素加工のフライパンは身体に良くない可能性があり、経済的でもないという結果になりました。
その逆の存在、それが鉄製のフライパンなのです。特徴は、
1.鉄分が取れる(身体に良い)
鉄製フライパンから鉄分が抽出され、料理に鉄分が移るためです。そのため、料理の材料によっては変色する可能性がありますが理由が分かっていれば安心ですね。
2.壊れるまで使える(経済的)
鉄製フライパンは使用後、オイルを塗布する必要があったりと多少お手入れが必要なので慣れるまで面倒だと思いますが、お手入れさえ充分にできていれば壊れるまで使えることが魅力の一つです。一生ものかも知れません。
ちなみに大きさは20~24㎝がベスト。なぜならそれ以上だと重いからです。。→唯一のデメリットかも知れません。
藤田金属 鉄フライパンの普段のお手入れ
フライパンで可能!意外な調理も
意外と万能なんです。
1.炊飯
フライパンでは少しの量(1合~多くても3合くらい)しか炊けませんが、一人暮らしなら充分ではないでしょうか。
①お米をとぐ。最低でも3回。
②ボウルにお米と同量の水を入れ、30分~1時間くらい浸水させる。
③浸水させたお米をフライパンに入れる。追加でコップ一杯(130㎖くらい)のお水を入れて蓋(またはアルミホイルで代替)をする。
④火にかけて強火にする。沸騰してきたら弱火にして15分待つ。
⑤15分経ったら強火にして10秒待つ。火を止めて20分蒸らす(蓋は取らない)
⑥全体を切るように混ぜて器に盛る。残りはラップに包み冷凍する。
2.揚げ物
少量の油で揚げ焼きするようなものは、フライパンで充分調理できます。
ポテトフライ、唐揚げも油の量を少ししか使わないのでヘルシーですね。
3.カレーなどの煮込み料理
意外ですがカレーもフライパンで作ることができます。
しかし長時間そのままにしておくことには向きません。錆びる原因になります。
作ったらすぐ他の食器や容器に移してください。
そのため、初めてのフライパンとしては少し深さがあるもののほうが使い勝手がいいかも知れません。こんなイメージです。
フタがセットになっているものも便利かもしれません。
結論:フライパンは鉄製一択
実は筆者は今までテフロン加工のフライパンを使ってきました。
しかし、
・5年間で2回ほど買い替えたことに疑問を持ったこと
・体調を崩したときに調理器具まで見直したこと。
この2つの理由から鉄製フライパンに買い替えて愛用するようになりました
たまにはフッ素加工のフライパンを使ってもいいのかもしれませんが、断然安心して使えるのは鉄製フライパンだと感じています。
本記事を読んで鉄製のフライパンユーザーが一人でも増えればいいなと思っています。